部活動地域移行について

鷹栖町では、国の補助事業および委託事業を受け、学校部活動の地域移行に関する取り組みを進めています。
これは、従来、学校の課外活動として実施されている学校部活動について、将来にわたり生徒がスポーツ・文化芸術活動に継続して親しむことができる機会を確保するため、新たな地域クラブ活動として学校と地域との連携・協働により生徒の活動の場を提供する取組みです。

令和5年度から令和7年度までの3年間を改革推進期間として、各自治体にて休日の学校部活動の段階的な地域連携・地域移行を進める休日における地域の整備を推進しつつ、地域の実情に応じて可能な限り早期の実現を目指すこととなっています。

現在は、鷹栖町部活動地域移行検討協議会を鷹栖中学校や保護者、町内スポーツ関係者などと立ち上げ、望ましい地域移行体制について検討しています。
鷹栖町では、「たかす総合型地域スポーツクラブ」が地域クラブ活動の運営主体となり、子どもたちの多様化するニーズに応じた活動を実施します。
学校部活動と地域クラブ活動の2つを基本に取組みを進め、移行体制が整備できた種目（部活動）から地域クラブ活動へ移行します。

令和5年9月に町内小学校および鷹栖中学校、鷹栖高校を対象にスポーツ・文化活動や部活動に関するアンケート調査を実施しました。
アンケートにご協力いただきありがとうございました。

令和5年度はたかす総合型地域スポーツクラブを運営主体に、バレーボール、バドミントン、剣道、ゆるスポーツクラブ、からだつくりプログラムの5つの活動を開催しました。
中学生だけでなく、他の世代と一緒に参画する活動やアスリートや理学療法士など専門指導者から教わる活動など、アンケートから得られた多様なニーズに応じた活動を実施しました。

鷹栖町では、令和5年度から7年度末を部活動地域移行推進期間として設定し、まずは土日の学校部活動を段階的に地域へ移行することを進めていきます。
令和6年度からはバドミントンを先行して移行を進めます。その他の種目についても、地域の課題解決や指導者の確保など運営面の整備が図られたものから順次移行を目指します。