有限会社 ヒロヤ

社長の髙本さんに伺いました。

　主に空調関係で、焼肉やさんでよく見るあの排気ダクトを作って取り付ける仕事をしています。ダクトと言っても色々とサイズが違うし形も違うんです。見たことない形が結構あって、大体10年くらいすると、あ、この形作ったことあるっていうことはありますけど、同じ製品を作って同じ現場に取り付けに行くとは違いますのでそこは面白いです。
　板を一枚一枚切っていく機械、これだけで1,000万円くらい。切って、別の機械にかけて順々に製品にするんです。四角とか丸とか色んな形に仕上げていきます。
　一から物を作ってお客さんに届けて喜んでもらえる、それだけですね。
　元受から依頼が来たら受けるんですけど、今鷹栖の住民センターをやっています。メロディーホールと体育館もやりました。今は宮前の道住もやってますし、風連中学校もやってます。

　仕事を始めてそんなに年数経ってないけど、人数が少ないから伸びていく一方なんですよ、会社が。去年初めて社員全員で研修兼ということで東京に旅行も行きました。だから頑張ればこれだけなってくんだよ、というところに面白みがあって、社員には、「私はこの会社を伸ばしたいけれど、伸ばすのはあなたたちだから、だから頑張ってくれ」と言っています。頑張ったらその分返ってくる、だから社員もついてきてくれるんだと思ってます。

　ものづくりが好きな人に来て欲しいね。職人でなくてもやってみたいという人がいれば年も関係なく受け入れます。この職業は汚いし安いと言われてるんですけどそんなことはないし、みんな飽きないで長く勤めてくれています。
　この仕事は年間雇用って少ないんですよ。冬は建物建ってこないし。うちは仕事がある方です。結局夏場にいっぱい稼いでも冬少ないと奥さんのやりくりが大変なんですよ。それだったら年間通して仕事があるほうがいいから一生懸命仕事とります、やっぱりやりがいがあるし。