鷹栖町郷土資料館

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郷土資料館メイン写真

昭和53年に開館した「鷹栖町郷土資料館」。開拓当時の苦労が伝わってくる展示が並び、町の歴史、歩んできた道のりを知ることができます。
全道でも2つしかない取水のための木管、1万年前の人々が利用していた石器、昔の生活を垣間見ることができる住宅の再現など、すべてが見所の資料館。ぜひ、お越しください。

「鷹栖の装蹄用具および関連資料」が国登録有形民俗文化財に登録されました!

文化財の概要について

文化庁内のwebページにリンクしています。

国登録有形民俗文化財登録について

令和6年3月21日、「鷹栖の装蹄(そうてい)用具および関連資料」399点が、国の登録有形民俗文化財に登録されました。

今回登録されたのは、馬の装蹄用具で、通常の蹄鉄(ていてつ)のほか、氷上用、泥炭用の蹄鉄をはじめ、取り付け、はぎ取りの各工程で使用された用具などです。これらは、北海道における装蹄職人の技術や近代の開拓の様相を知ることができる貴重な文化財といえます。
登録された資料については、郷土資料館で展示されていますので、ぜひお越しください。
 
また今回の登録を記念し、令和6年3月に、文化庁より加藤基樹調査官をお招きした講演会が行われました。当日は70名を超える参加者の中、加藤調査官より文化財の適切な保存と活用の重要性についてお話しいただきました。

当日の講演会資料を公開(※)していますので、ご自由にご覧ください。

※本資料は閲覧用に公開しているものであり、複製、転載、転用等の二次利用を行うことはご遠慮ください。

館内のご紹介

1階

全道で2つ(本資料館および北海道開拓記念館)しか展示されていない木管の模型が展示されています。石狩川から取水するための計画、水害を食いとめるべく町に流れるオサラッペ川の整備にかけた苦労の足跡が記されています。

上川最古の石碑「国見の碑」のジオラマを展示。また、馬による耕作が行われていた時代の馬具や農機具に加え、装蹄所の復元もされ、当時の様子が伝わってきます。

1万年前の人々が使用していた石器、チョウやトンボなどの「郷土の標本」も数多く並んでいます。また、伊藤長治さん作の切り絵も展示。

2階

大正時代の中流農家の住宅を再現。開村から30年後は建物も粗末で、暖房は囲炉裏のみ。零下の気温に堪え忍んでいた人々の生活が伺えます。昔の消防設備、まとい等も見ることができます。

富山県から伝承された「北野神社獅子舞」。昭和53年12月に鷹栖町文化財の第1号に指定されています。演舞に使用された道具が展示されています。

農家の方が使用していた農機具や、家庭で使用していた工具類、昔の冊子が展示されています。外出するときの、わらでできた靴や服なども並びます。

日常生活における生活用具も。体験コーナーでは、オルガンやレコードを鳴らすことができたり、メンコやこまなど昔懐かしい遊び道具で遊ぶこともできます。

開館情報

郷土資料館外観
住所
鷹栖町南1条1丁目
電話番号
0166-87-3028
開館日
毎週水曜日・土曜日
開館時間
4月~9月 10時~17時
10月~3月 10時~16時
入館料
無料

開館日以外でのお問い合わせは、鷹栖町教育委員会(TEL 0166-87-2028)まで

お問い合わせ先

教育委員会教育課/生涯学習係

〒071-1292 北海道上川郡鷹栖町南1条3丁目5番1号

電話番号:0166-87-2028

FAX番号:0166-87-2850

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