コオーディネーショントレーニングの取組み（鷹栖町オリジナル教育プログラム）

コオーディネーショントレーニング（Co-ordination　Training）は、人間の潜在的能力を引き出す身体への運動と感覚の刺激を通して、知性・感性を育み、様々な「学ぶ力」の獲得を目的としています。

この「学ぶ力」が高まると、何十回も繰り返し反復練習して身に付けていた技や新しく覚える技術が数回の練習で習得できるようになるなど、学習の効率化が起こったり、身のこなしが改善されて、疲れにくくなるなどの効果が報告されています

鷹栖町では、子どもの運動習慣化を目的に平成24年度からコオーディネーショントレーニングを取り入れています。

現在はコオーディネーショントレーニングの指導ライセンスを取得した町民で構成される「鷹栖町コオーディネーショントレーニング実践研究会」が、町内の保育園・幼稚園・小学校・中学校に指導をしています。

令和4年度以降はこの教育プログラムを活用し、指導を継続していくほか、現在設立準備中の「たかす総合型地域スポーツクラブ」でもコオーディネーショントレーニングを取り入れた教室等を開催予定です。

鷹栖町では、令和元年度から令和3年度にわたって、町内の保育園・幼稚園・小学校・中学校で「コオーディネーショントレーニング」の専門知識や指導方法などを取り入れ、「オリジナル教育プログラム」の開発に取り組みました。

プログラムでは、3年間の取り組みや令和3年度に実施したプログラムの効果検証、基本的なメニューが掲載されています。

プログラムは下記からダウンロードできます（データ容量が大きいためご注意ください）

一週間コオーディネーショントレーニングを好きな時間に好きな種目を好きなだけ続けて、体の使い方や非認知能力にどのような変化が起こったか効果検証しました。コオーディネーショントレーニングを行うだけでなく、ビフォーアフター映像の制作から発表までを行いました。
※一週間チャレンジは、大人向けの若返りチャレンジとして2017年に「NHKガッテン」で取り上げられましたが、中学生年代での実施は鷹栖町が全国初となります。