ゴールドコーストのゴミ回収
ゴールドコーストで感心することの一つは、ゴミの回収が徹底されていることです。我が家のゴミ回収日は火曜日、今回12月25日(クリスマス Day)と1月1日(元旦)の両日が火曜日でした。これらの日は商店や会社はふつう、休日になる特別な日です。この特別な日にゴミの回収に来てくれるのか心配でしたが、両日とも回収に来てくれました。エビやカニの殻は特に虫がわき易いのでふだんは回収日まで冷凍保存しておきます。しかし、年末年始は冷凍庫が満杯状態でゴミまで入れておくスペースはありませんでした。なので、両日来てくれた回収業者さんには特に感謝をしました。
特別な日に働く人にはふだんの3倍の手当てが支払われるようです。オーストラリアは税金が高い国と言われますが、このような使われ方には多くの市民が納得しています。
家庭用の生ゴミは週1回、リサイクル用のゴミは2週間に1回のサイクルで回収してくれます。各家庭には240リットルのギャベージ・ビンと言われる、深さ1メートル位あるゴミ入れ容器があり、生ゴミ用、リサイクル用と二種類支給されています。最近は同じサイズの落ち葉や枯れ木などを入れる庭専用のギャベージ・ビ ンも出来て、請求すると頂けることになりました。
それでも足りない時がありますが地域ごとに大きなゴミ集積所(焼却はしません)があります。我が家の場合、1キロメートル離れたところにそれがありますので、庭の手入れをしてくれる芝刈り業者さんは樹木の枝の多い日には何度も往復しています。生ゴミ以外に、引越しゴミや粗大ゴミも捨てたい時に(土・日も開いています)気軽に捨てることができるのです。
集積所ではオペレータの指示で、車をベルトコンベアーに近づけてゴミを置くと、電車の車両のような大きなコンテナに入るようになっています。コンテナが一杯になると空のコンテナに変えてくれます。使えそうな家電や家具などは再利用できるように分けています。このシステムでオペレータを見ていますと、力仕事もほとんどなく、環境を汚す事もなく、見事にゴミが処理されていました。