January2017(広報1月号のジェニファーさんコラム)
明けましておめでとうございます!
年明け前には、町内イベントのしめ飾り作りを体験し、お正月に備え、食べ物も風習に従って、年越しそばや年明けのお餅を食べたりする予定です。なんと素晴らしい文化でしょう。
オーストラリアの大晦日も、家族や友人と出掛け、新年を迎えるために夜更かしをしますが、日本の年越しそばのような決まった食べ物はありません。
しかし、カウントダウンのタイミングで皆が揃って“Auld Lang Syne(蛍の光の原曲)”という歌を歌うことがあります。
また、正面玄関のドアを開け新年の良い気を家に呼び込み、古い気を出すために裏口のドアを開けたりする人も多くいます。そして、いたる所で花火が上がり、それがテレビでも紹介されます。
実はこの花火、オーストラリアでは市販されていません。ただ、ノーザンテリトリーというエリアでは、6月17日~6月30日の期間だけは花火の販売・購入が許されています。その間のみ、オーストラリアの人はビーチなどで花火を楽しむことができます。日本との文化の違いを感じますよね!
日本でのお正月の過ごし方、決まった風習、伝統的な食べ物、日本中全体が同じ時を楽しもうとするこの一体感が私は大好きです。
どどっと降り続く雪は、なかなか好きになれません。ここまで雪の多い地域で生活するのは初めてですし、雪の降り方や質にも色々あるなんて知りませんでした。大きいけどふわっふわしている雪、小さいざら目のような雪。朝起きて、ダンスするかのようにゆらゆらと降る雪を見たこともあります。
雪によって、運転、生活、食べ物と色々な事が大きく変わる鷹栖での冬に驚いています!ゴールドコーストの冬、上着を忘れたところで、痛くも痒くもありませんが、ここでは命取りですね。雪はねの大変さも知ったので、夜中や早朝の除雪車の音にもの凄く有り難い気持ちになります。
作業してくださる皆さん、ありがとうございます。ハイ・ファイブ!
季節が間逆の日本とオーストラリア。現在、故郷ゴールドコーストは真夏で、気温が35度以上になることもあるんですよ。北と南、ぜんぜん違うけど、真冬の1月も楽しみます!!