September2016(広報9月号のジェニファーさんコラム)
夏休みに遠くオーストラリアから会いに来てくれた妹と最高の時間を過ごしました。たくさんの夏の思い出を作った皆さん、ハイ・ファイブ!!
妹が住んでいるオーストラリアのメルボルンは、現在冬です。北海道の、暑さと涼しさがころころ変わる天候に、妹はクタクタになっていました。あっ、冬と言っても10度を下回ることはありませんが、それでもオーストラリア人にとっては十分な寒さです。
私が以前興味深く見せてもらった、郷土資料館にも妹を連れて行きました。
小さな建物ではありますが、郷土資料館は歴史の宝箱の様な場所です。展示してある古い写真には私の知っている役場職員の幼き頃の姿があったり、町内の農家さんがかつて、どのような道具を使いどのように働いていたのか、昔の家の”茶の間”のレプリカや藁で作った羽織もの、戦時中の子が大事にしていたであろうぬいぐるみ、戦争関係の勲章なども展示され本当に素晴らしい施設です。施設内を案内してくださった職員さんがとても詳しく教えてくださり興味も倍増しました。これから鷹栖町にやってくる予定のゴールドコースト市の高校生にも見せてあげたいなと思う場所です。
他にも田んぼアートを見たり、ジンギスカンをご馳走したりしましたが、妹が一番喜んだのは日本のお弁当です。色んな食材が様々な調理法で、しかもきれいに詰めてあってお値段も嬉しいお手頃価格!!町内でのパークゴルフも満喫し、北海道の夏をすごく気に入って帰りました。
最近知った日本とオーストラリアの違いがあります。日本では月ごとにお給料が支給されますよね。オーストラリアでは、ほとんど週ごとなんです。時に月だったり、2週間に一度の支給というケースもあるようですが。しかし、光熱費の請求書は数ヵ月分まとめて届いたりするんですよ。そのため、毎週賃金を支給されてもあっと言う間に出て行ってしまいます。毎月のお給料、無駄使いを抑え賢いお金の使い方につながります!
夏休み期間中に発見したもう一つの違い。オーストラリアでは学校の休業期間中、児童・生徒が学校に出入りする事や先生と顔を合わせる事はありません。仲の良い友達同士が連絡を取り合って遊ぶくらいです。鷹栖町の中学生や少年団の子どもたちが、いつもと同じく制服や学校のジャージで活動している事に驚きました。
夏も終わりかけですが、元気にハイ・ファイブ!!