東京でも人気の鷹栖米(広報12月号の町長コラム)
11月中旬に旭川市長と近郊農協組合長4名と旭川・鷹栖地域のお米をPRするため東京都内の関係各所を訪問した。
米卸最大手の(株)神明で国内状況を伺ったが、北海道米はタンパク値も低く「ゆめぴりか」と「ななつぼし」共に市場評価が高いとお褒めの言葉をいただいた。冷凍食品大手の(株)ニチレイフーズでは、コロナ禍で外食が少なくなり、冷凍炒飯がギネスブックに掲載されるほど売れ、原料米の「きらら397」は炒飯との相性も抜群で、当地のお米は大歓迎という。竹永社長も北海道からの来客に急きょ30分の面談時間に加え、社内会議に遅れても情報交換したいと、更に30分延長する感動の歓待であった。
ホクレン東京支店では、大学生協の米は100%北海道産米を使用しており、生協未加入の大学を含め、全国の大学全体では90%以上と説明を受け、北海道米が愛されるように努力する職員の姿も頼もしかった。最後に中央地区に新規就農した平林さんの特別栽培米を使って、キッチンカーで「握りたておにぎり」を販売する「たかすのおにぎり そら」の北口さんを訪問。晴海の高層タワーマンション群下の公園で商い中の正午頃には、並び客10名の大盛況ぶり。その日の朝に精米し、注文後に握り始めるこだわりの逸品に、最近は完売することが多いんです。と、表情も明るい。
お客様の手に届くまで多くの方々の想いが込められた「たかすのおにぎり」の味は、格別であった。