コロナウイルスに感染して(広報9月号の町長コラム)

更新日:

  • Twitterでツイート
  • Facebookでシェア

 細心の注意を払っていたが、私も札幌・千歳出張中にコロナウイルスに感染してしまい、町民の皆様にご迷惑を掛けてしまった。38度の高熱を発症し、医療機関に連絡をして、検査した結果「陽性反応」が出てから、10日間の自宅療養を課せられた。
 幸いにして重症には至らなかったが、1週間続いた微熱と喉の痛みは得体の知れないウイルスだけに日々の不安が続き、家族も自宅から外出できない生活は辛かった。
 北海道からは血中酸素濃度を測る「パルスオキシメーター」が検査後2日で届き、生活物資も4日後に届いた。町の支援事業は、社会福祉協議会が受付・運営でローソンと行っており、カタログから欲しい物品を選択し、一人当たり3千円まで活用でき、すぐに届くので、ご家族の多い方には重宝されるものだと身に染みて感じた。
 それにも増して、電話での励ましや隣人・知人のお見舞いは、不安な気持ちが軽くなり、一番の栄養源になった。本当に有難く、早く元気に復帰したいと思わせてくれた。
 オミクロン株のコロナウイルスは、注意をしていても感染する可能性のあるものだ。
 万が一、感染し不安なことがあれば町の「生活福祉相談センター(健康福祉課)」に連絡をしてほしい。先ほどの生活物資のことや病状など不安なことを聞けることで、気持ちを少し軽くして療養生活に入れると思う。「人とモノをつなぐ」前に「人と人がつながる顔が見える役場」でありたい。

ページトップへ