想いの詰まった総合振興計画(広報5月号の町長コラム)
「まちづくりの方針や将来像」を決定し、それらを実現させるための具体的な10年計画を示した「第8次鷹栖町総合振興計画」が出来上がり、4月に各家庭に配布をさせていただいた。
皆さんご覧になりましたか。平成30年8月、策定委員会に諮問し、膳法法幸会長を中心に15 人の委員の皆様には、過去最高の14回もの会議のほか、まちづくりセミナーやワークショップ等にも参画いただいた。
町民の皆さんの数多くの前向きな声を心に留めて話し合いを重ねた総合振興計画には、まちづくりの新しいキャッチフレーズである「笑顔 幸せ みんなでつくる あったかす」の気持ちがあふれている。
「人と人との温かさや笑顔のつながり」を感じ、住んでみると「あったかす」の意味が理解できたと多くの声が寄せられ、まちを「みんなでつくる」決意が自然に創られていき、文字を並べた「計画書」ではなく、血の通ったまちづくりの「台本」とも言える総合振興計画である。
「まちづくりの主役は住民です」と比喩されるが、ラグビーワールドカップの日本チームのように一人ひとりがそれぞれの役割を果たしながら、目標に向かって突き進むことが厳しさを増す時代には不可欠だ。誰一人として不必要な人はいない。皆さんには傍観者や評論家ではなく、強いスクラムを組むプレイヤー(選手)として楽しんで参加してほしい。人数があまりに多くて「反則」と羨まれるくらいのたくさんの皆さんと笑顔と幸せを創りたい。