2020年 新年のごあいさつ(広報たかす1月号より)
新年、あけましておめでとうございます。町民の皆さまには、輝かしい初春を迎えられたことに、謹んでお慶び申し上げます。
昨年は町制50周年という記念すべき節目を迎え、鷹栖地区住民センターのグランドオープンと共に皆さまと喜びを分かち合えたことを大変うれしく思います。
また、全国各地で災害が多発し、連続して襲来する台風や大雨による甚大な被害に見舞われた年でもありました。鷹栖町においても、8月下旬からの降雨が続き、稲穂の生育が心配されました。しかし、農業者の皆さまの努力の賜物で米の収量は平年以上となったことは、感無量であります。
農業交流センター「あったかファーム」が開設して2年目を迎え、新たに2名の研修生を受け入れました。農業の担い手不足が叫ばれる中、経営意欲に満ちた農業青年たちが研修に励む姿は、頼もしい限りです。
子どもたちの活躍からも目が離せない1年でした。スポーツも文化活動でも、全道・全国大会で数々の成績を残し、私たちに明るいニュースを届けてくれました。これもひとえに、自身の力を伸ばそうと努力した子どもたち、そしてその努力が報われるようご支援いただいた保護者や指導者の皆さまによるものと考えます。
今年もおめでたいニュースを聞けるのを楽しみに、行政としても応援してまいります。
今年は、皆さまへのアンケートや聞き取り、住民ワークショップなど、多くの方の参加・ご協力のもと策定を進めてきました「第8次鷹栖町総合振興計画」が始まる年です。町民の皆さま一人ひとりが「このまちで暮らしてよかった」と心から実感できるまちを創るため、「他人ごとではなく、自分ごと」として町民の皆さまと共に考え、行動し、成長したいと存じますので、さらなるご指導、ご協力をお願い申し上げます。
結びになりますが、町民の皆さまのご健勝と実り多き秋を心よりお祈りし、新年のあいさつといたします。本年もよろしくお願い申し上げます。