本との出会い(広報5月号の町長コラム)

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文化庁の2014年調査によると16歳以上の男女で「1ヵ月に一冊も本を読まない」と答えた割合は、47.5%。(漫画や雑誌類を除く)読書離れする現代人の生活をうかがい知ることができる。

農村部で育った私の小学校時代の楽しみは、今にして思えば『読書』であった。小学校の図書室が新しくなり、興味を抱かせる書物に恵まれた。国語の教科書で「キュリー婦人」を勉強した後は、伝記シリーズを読み漁り、隣の書架のシートン動物記・ファーブル昆虫記も読破。映画「犬神家の一族」が上映された後は、横溝正史推理小説シリーズも乱読した。

少年時代からの読書習慣が身についたおかげで、今でもかばんの中には常に「本」があり、教養を身につけ、時代を読み解き、ある時はストレスを解消し、心を穏やかにしてくれる。

幼少期からの本との出会いが、美しい日本語を学び、読解力や創造力、表現力を養い、成長する糧となると感じ、今年度から小学校に学校司書さんを配置させていただいた。学校図書室の案内人として、子どもたちと良書の「縁結び」をしてくれることを願っている。

「子は親を映す鏡」のことわざもあるが、親子での読書もお勧めだ。私のイチオシは、2016年本屋大賞作品の「羊と鋼の森」で、6月には映画公開もされる。映画は旭川周辺で撮影され、たかすメロディーホールもロケ地となり、町民の方もエキストラで協力いただいた話題作である。

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