地方創生に加速を(広報7月号の町長コラム)

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平成27年7月に地方創生人材支援制度で、内閣府より着任した中村明恵さんが2年間の任務を終え、離任をした。

全国の数ある市町村の中から「鷹栖町に一目惚れしました」とご家族で移住され、勤務時間以外のイベントやPTA活動などにも常に参加され、生活者目線で町の将来を考えてくれた彼女には、感謝しても感謝しても足りないような想いである。

5月には、前内閣官房地方創生総括官であった山崎史郎さんを東京からお招きして、『地方創生セミナー兼職員研修』も企画していただいた。「地方創生は、計画・政策立案の仕事と見られているが、実は現場にこそ課題があり、それを解決する生活者目線から派生する仕事が重要だ。行政職員は、「鳥の目」で経済財政や社会全体を鳥瞰(ちょうかん)し、「蟻の目」で町民と共に現在を見つめ、二つの目でまちづくりを進めることが求められている。」と話されたが、彼女の仕事ぶりは重なることが多かった。

講演の後に「鷹栖町の地方創生」を題材として、聴衆が6名1組で各々の考えを発表するグループセッションにも取り組み、想いを語り合う姿を一見し、山崎さんいわく「みんなが真剣に、楽しそうに自分の町の将来を語り合う姿に何より感動できた」と声を掛けていただいた。

中村さんの「鷹栖町への愛情と新たな挑戦への意欲」は、いつも果てしなく感じていたが、彼女の『一目惚れ』で終わることのないよう、これからも、まちが成長する過程を皆さんと共有したい。

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