健康のありがたさ(広報5月号の町長コラム)

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鷹栖町にも暖かな春が訪れ、散歩をする人たちも多く見かけるようになりました。

人は、健康な時は「元気が当たり前」と思っていますが、ひとたびインフルエンザ等にかかるだけでもことさらに、健康のありがたみが身にしみるものです。

私も独身時代に、不摂生がたたり、結石が悪さをして救急センターにお世話になったこともあり、30歳以降は毎春、旭川厚生病院の「人間ドック」を受診しています。毎年の健康チェックは、数値と言う「現実」が突きつけられますが、普段の体調からは気付かない「変化」も知ることができるチャンスです。

町の医療費(国民健康保険)は、道内179市町村中133位ですが、特徴的なのは急性心筋梗塞死亡率が全国比で男性が3倍、女性が1.5倍であること。糖尿病・高血圧の通院費は179位・178位と下位なのに対し、入院費は67位・23位と上位であることです。すなわち病院に通院せずに、急病で倒れたり、重病になってから受診し、入院や手術を受ける町民が多いと推察されます。

6月からは住民センターで「特定健診」も行われますし、日程が合わなかった方は、浅井医院健診や旭川がん検診センター健診(日曜日健診可)もあります。

現役の働く世代の方の受診率が低い傾向がありますので、ご自身のために、家族のためにも、年1回の健康診断をお勧めします。

私はといえば、3月に要再検項目を検査し、健康状態にお墨付きをいただき、以降、愛犬ベガと毎朝散歩を楽しんでいます。

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