全国学力テスト (広報12月号の町長コラム)

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毎年小学校6年生と中学校3年生を対象に行われている「全国学力テスト」の結果が届き、子どもたちと学校の先生方の日頃の努力に目を細めている。

このテストは、10年前から算数(数学)と国語の基礎問題・応用問題の8テストで実施され、北海道は全国に比べ、全教科で正答率が低いのは新聞報道でご承知の方も多いと思う。

しかし、鷹栖町は8テスト中7テストで全国平均を上回り、特に中学生は全国平均に比べ、4~5ポイントも正答率が高い。これは今年から始まったことではなく、小学生は例年、全国平均点と差異はないが、「高校受験」の目標を持って集中して学習に取り組む中学生からの学力点が急上昇するのが特徴でもある。最近は、全国トップ3の福井県・秋田県・石川県と肩を並べるどころか、最上位の県を上回る年度もあるといい、加えてスポーツや文化等の分野でも素晴らしい活躍が続いている。

また、地域で子どもたちの成長を促すように社会福祉協議会が「寺子屋」を開設し、宿題を手にして、自信のないところを地域の方々に教えてもらい、楽しく勉強している姿は、本当に微笑ましい「あったかすな光景」であり、余談になるが『東京大学』に現在二人の鷹栖町出身の学生が在学していることも、ちょっと嬉しくも自慢の話題だ。

これからも無限の可能性を持つ子どもたちが、心も身体も伸び伸びとたくましく成長し、未来に羽ばたけるよう、みなさんと一緒に汗を流したいと思う。

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