再任のごあいさつ (広報11月号より)

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このたびの任期満了に伴う町長選挙の改選にあたりまして、無投票当選の栄に浴し、心からお礼と感謝を申し上げます。1期目の4年間は、多くの町民の皆さんと共に考え、共に行動をさせていただき、幸い健康にも恵まれ、充実した毎日を送ることができました。

しかし、私たちが町の魅力や可能性を見落として生活していることも多いと気づかされた4年でありました。多種多様な医療や教育を受けることができる地理的環境に自宅があることや、家族のみんなが心豊かに生活し、地域やご近所との絆に温かみを感じ、子どもからシルバー世代までが生き生きと過ごせる場所と時間があることは幸せなことです。

鷹栖町には「自慢するものがない」と言われる方もいますが、美味しいお米や牛肉、エゾシカ肉、はちみつやハスカップなどは、全国の方から高い評価を得る「ふるさと納税では注文に追いつかないほどの逸品」となっています。

現代のストレス社会の中、美味しい空気を吸い込み、農村の景色を眺めているだけで、自分の周りの空気がゆっくりと流れ、心が癒されます。これからも町民の皆さんが主体の協働のまちづくりを基本に、「住んでよかった町」から発展し、町民の方が「ここに住んだら良い町」とPRできるような「ふるさと鷹栖づくり」に努めたいと考えています。

私は、町を元気にする5つの柱を掲げました。

●心豊かな子どもたちを地域の「宝」として育みます

●安心・安全な農業を継続し、新たな可能性へ挑戦します

●地域資源の育成や発掘を行い、経済の活性化を進めます

●だれもが安全に安心して暮らせるまちを実現します

●町民のみなさんとの「手と手をつなぐ」協働のまちづくりを約束します


この柱を中心としたまちづくりを進めるには、新たな発想や行動力が必要であり、人づくりこそがまちづくりの原点であることも忘れてはなりません。

現場を一番大切にし、地域の声に耳を傾け、新しい情報や技術を収集し、地域の皆さんとのチームワークを心がけ、いつまでも結果が継続できる「仕事=まちづくり・地域づくり」のため、私が先頭となり職員一丸となって全身全霊を傾ける所存です。

町民の皆さんの一層のご参加とご協力を心より切に申し上げ、ご挨拶とさせていただきます。

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