ふるさとまちづくり応援基金 ~ ふるさと納税
「これからも自然いっぱい、幸せいっぱいの町を創ってください。」「コシヒカリよりゆめぴりか、ななつぼしの方が美味しいです。」「オオカミの桃を飲んだ時の衝撃が忘れられません。今までのトマトジュースとは違いました。未来のために、子育て支援に役立ててください。」
鷹栖町に「ふるさと納税」される方たちのメッセージは、本当に心がこもっていて温かい。
テレビで「納税すると地域の特産品をプレゼントされる」と広く紹介され、当町もタイミングよく、オオカミの桃や鷹栖産米に加えて、鷹栖牛やエゾ鹿肉など、実力も兼ね備えた特産品を増やし、積極的にPRを始めたのは2年前。納税の総額は、平成24年度は約340万円、25年度は2,230万円を超えた。昨年度の納税者は総勢2,800人を超え、金額は3,600万円にも届きそうな勢いで、小さなわが町にとっては貴重な財源となっている。
次代を担う子どものために、小学校の網戸や扇風機設置、40年以上経過した鷹栖小学校の床壁の改修工事、小中学校の吹奏楽器の購入、学校図書の充実など、今年度は明るく学べる学習環境の予算以外にも、高齢者福祉や町有林事業にも使わせていただく計画をしている。
今まで自然と向き合い真面目に働き続けてきた「おもてなしの心」と、地方の子どもたちや豊かな自然のために活用してほしいと願う「感謝と期待の気持ち」が交わる『ふるさと納税』は、町の新たな財産の「種」となり成長している。