老人会と「笑いと健康」(広報たかす10月号より)
今年から老人会長になられた側仁さんが町長室にお見えになり、コロナウイルスの影響で老人会も活動を自粛していた影響で会員数が減少し、役員のなり手不足にも困っており知恵を貸して欲しいと悩みを吐露された。自宅に閉じこもると体力、気力も落ち、ひいては認知症にもなりやすくなるので、皆さんが楽しめる行事や集まりを一緒に考えましょうとお約束をした。先ずは役員会に出席。町内にある「HONDAテストコース」の研修を提案し、会社からご承諾をもらい、HONDA車誕生までの苦労を伺い、普段は入場できないテストコースもバス走行いただき、最新の研究や施設見学に感動の時間を楽しんだ。
また、9月9日に行われた「長生き感謝祭」は来客制限もなく、芸能発表会なども催され、お昼には婦人ボランティアクラブさんが四季の里で早朝より調理したお赤飯が振る舞われ、自然に笑顔と会話も弾む光景が見られ安堵した。
「笑顔と健康」の因果関係は東京大学でも研究され、笑う人の方が1.5倍健康と記された研究報告を拝見した。私も皆さんの笑顔を創りたいと考え、下手な講話にプラスして「笑いのネタづくり」に今、頭をひねり、冬の老人会活動に売り込もうと目論んでいる。
コロナが私たちの身体ばかりでなく心までむしばみ、人と人とのつながりを奪ってしまう恐ろしいウイルスとならぬよう、皆さんと明るく前を向き歩みたい。