4年ぶりの熱夏フェスタ(広報たかす9月号より)
コロナウイルス感染症が5月8日から5類に変更され、鷹栖町最大のお祭り「熱夏フェスタ」が4年ぶりに開催され、大勢の方々で賑わいをみせた。
雨交じりの天候となったが、活気あふれるグルメ屋台が軒を連ね、家族や親戚、友人との再会に、かけがえのない幸福な時間を楽しんだと想像できる。
たかす吹奏楽団やHONDA技研イベントのバイクショー、嵐山のお神輿、ダンスイベントなど、町民の皆さんと近郊の関係人口や企業の方々、そして屋台骨を実行委員会に支えていただき、数々の活気あるパフォーマンスに感謝の気持ちが高ぶった。
広報8月号で紹介された町内在住の袖澗彩音さんが所属するご当地アイドル「ローワンベリー」のライブでは、袖澗さんが一人で熱唱する曲もあり、地元凱旋にひと際大きな観客の輪から拍手を浴び、これからの活躍がますます期待される。
私はいつものように2日間、本部席に座りながら祭りの様子とお客さまの笑顔を傍から眺める日課であったが、何より嬉しいのは鷹栖に縁のある若い方々が、私に近況報告や結婚報告、あるいは赤ちゃんを抱いて出産報告などに足を運んでくれることである。どなたも心の底からの笑顔と希望に満ちあふれ、家族や故郷への感謝と愛着は、子どもの頃の話や離れて分かる鷹栖町の良さ、それぞれの現在の活躍ぶりからも伝わってきた。
ふるさと鷹栖への想いと絆に酔いしれた夏が終わり、豊穣の秋へと季節が変わる。